なんか気になる

なんか気になる10 realReal





あいつが家に入るのを確認して俺も家に戻ったのが午前5時半。




今日は寝ないで学校だなと思ったがいつの間にか眠ってた。




そして目覚めたのがついさっき。






「・・・ヤバイ。」






慌てて学校へ行く準備して家を出た。






現在午前7時15分。






---ぴんぽーん






隣のチャイムを鳴らした。






「・・・?」





---ぴんぽーん





もう一度鳴らすが出ない。
玄関を叩いてみたが出てこない。




(・・・!)




ドアノブを回してみたら、開いた。

なんて無用心な。





「・・・寝てんのか?」





少しだけドアを開いて声を掛ける。

だが反応なし。





(・・・。)





---いるのを確認するだけだ





多分疲れて寝てるだけだと思うがさっきのこともある。

勝手に入るのはまずいと思ったが、いるのを確認して玄関の鍵を閉めてやろうと足を踏み入れた。


リビング、トイレ、浴室

小さな部屋だ。
いればすぐに見つかる。








なのに








あいつが、どこにもいない。








「-------------。」






引越し片付けの済んでない散らかった部屋

その部屋をもう一度見回した。

でもやはり、いない。





先に学校に行ったなんてことは、ないよな。
あんな状態で行けるはずがない。





じゃあコンビニか?
腹でも減ったのか?





鍵もかけずに・・・?










「・・・・・・。」











まさか---"戻った"とか?











「・・・なんだよ。」









結局戻れたのかよ。



実は時間が来たら自然に戻れたとか?
それなら初めから家で待機しとけば良かったんだ。

あんな寒い思いして外で粘ったってのに。
嫌がらせにも程がある。







「・・・んだよ。」







まぁ・・・良かったんじゃねぇ?

あんなに帰りたがってたし、これで俺もゆっくり勉強できるし・・・









「・・・・・・・。」












マジで、いなくなっちまったのかよ











毎日ご飯作ってやるとか言ってたくせに




とんだホラ吹き女だ・・・









「・・・・・・ふん」









---ガチャ、バタン







部屋を出た。




---ガタガタ




そして元々アパートの通路にあった二人掛け用のイスをあいつの玄関の前に置いた。

鍵が見当たらなかったからな。

ここでずっと門番してるわけにもいかないし、緊急の鍵代わりだ。

開けっ放しで立ち去るような白状なことはできない。






そして







---ガチャ、バタン







自宅に戻った。

今日は学校を休もうと思う。