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「誰か、誰かっ!」
焦る、普通に焦る。
①目が覚めたら知らない部屋
②トラックに激突したのに無傷
③挙句の果てには若返っちゃいました
こんな三連発食らってのん気にしてるヤツがいたらそいつは変だ!
「えとっ、えーと---!」
体中から冷や汗が噴き出す。
手も足も、心臓までもガタガタ震えて携帯操作もままならない。
「良子---っ!」
今度一杯おごるから!
なんなら毎日おごるから!
お願いだから助けに来てくれ!
「神様でもいい!頼むから・・・頼むから助けてくれぇぇ!!」
むしろ助けに来いよ神様!!
---ぴんぽーん
「---ひっ!!!」
177番への通話を押す、正にその時
部屋の呼び鈴が鳴り響いた。
なんの変哲も無いソレ。
でも今の私には
神様による救いの声に聞こえた。
「良子!神様っ!」
走った。
そりゃもう全速力で。
---ガン、ガン、ゴンっ!
テーブルにぶつかりタンスにぶつかり
最後は玄関に体当たりして夢中で鍵を回した。
「良子っ!ど、どうしよう!私っ!」
そしてドアの向こうにいたのはなんと
神様だった。
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