ここはどこ、私は・・・

ここはどこ、私は・・・05 real Real



「誰か、誰かっ!」






焦る、普通に焦る。


①目が覚めたら知らない部屋
②トラックに激突したのに無傷
③挙句の果てには若返っちゃいました

こんな三連発食らってのん気にしてるヤツがいたらそいつは変だ!




「えとっ、えーと---!」




体中から冷や汗が噴き出す。
手も足も、心臓までもガタガタ震えて携帯操作もままならない。






「良子---っ!」






今度一杯おごるから!
なんなら毎日おごるから!

お願いだから助けに来てくれ!







「神様でもいい!頼むから・・・頼むから助けてくれぇぇ!!」







むしろ助けに来いよ神様!!





















---ぴんぽーん














「---ひっ!!!」













177番への通話を押す、正にその時

部屋の呼び鈴が鳴り響いた。







なんの変哲も無いソレ。







でも今の私には







神様による救いの声に聞こえた。








「良子!神様っ!」







走った。
そりゃもう全速力で。





---ガン、ガン、ゴンっ!





テーブルにぶつかりタンスにぶつかり
最後は玄関に体当たりして夢中で鍵を回した。







「良子っ!ど、どうしよう!私っ!」







そしてドアの向こうにいたのはなんと











神様だった。