ここはどこ、私は・・・

ここはどこ、私は・・・04 real Real



テーブルには携帯やら漫画本やら郵便物なんかが置いてあって

そしてもう一つ。

少し大きめの卓上鏡がこちらを向いて置かれている。




そこにはもちろん私が映っていて






いや









随分「幼い私」が映っている。








「ちょっ!ちょちょちょちょ---!!え!なんで!うそ!-------ぎゃぁっ!!」






落ちた。

凄まじい音と共にベッドからずり落ちた。
非常に痛い。





いやいやそんなことより!





「なななにこれ!!なんで!なんで!!?」





鏡を引っ掴み中を覗きこむ。

するとそこにはやはり、若かりし頃のミー。


叩いたり擦ってみたりしたけど変化なし。
上向いても下向いても、変顔してもやっぱりこれは、私。



それにしても幼い。

中学生、いや高校生?
だってほら、こんなにお肌もプルプル。
髪の毛もつやつやしてるし・・・







いやいやそんなことはどうだっていい!!






「ぎゃぁぁぁっ!!!」






思い切り鏡を放り投げた。

だって、だって---

これって一体どういうこと!?






「りょりょ良子ーー!」






助けを求めようと携帯を掴む。






「なんだと!?」






なんだこの古い携帯は!

今気付いたけどこれって私の携帯じゃない。
当然ながら良子も登録されてない!






「どどどうすんのこれ!どこに電話すればいいの!110番!?119番!?117番!?」






もはや落ち着きどころの話じゃない。
心の底からパニックだ。


だってそうだろ?


「あの頃に戻りたい」なんてよく言うけど実際起きたら怪現象だからね!

ミステリー以外の何者でもない!!