テーブルには携帯やら漫画本やら郵便物なんかが置いてあって
そしてもう一つ。
少し大きめの卓上鏡がこちらを向いて置かれている。
そこにはもちろん私が映っていて
いや
随分「幼い私」が映っている。
「ちょっ!ちょちょちょちょ---!!え!なんで!うそ!-------ぎゃぁっ!!」
落ちた。
凄まじい音と共にベッドからずり落ちた。
非常に痛い。
いやいやそんなことより!
「なななにこれ!!なんで!なんで!!?」
鏡を引っ掴み中を覗きこむ。
するとそこにはやはり、若かりし頃のミー。
叩いたり擦ってみたりしたけど変化なし。
上向いても下向いても、変顔してもやっぱりこれは、私。
それにしても幼い。
中学生、いや高校生?
だってほら、こんなにお肌もプルプル。
髪の毛もつやつやしてるし・・・
いやいやそんなことはどうだっていい!!
「ぎゃぁぁぁっ!!!」
思い切り鏡を放り投げた。
だって、だって---
これって一体どういうこと!?
「りょりょ良子ーー!」
助けを求めようと携帯を掴む。
「なんだと!?」
なんだこの古い携帯は!
今気付いたけどこれって私の携帯じゃない。
当然ながら良子も登録されてない!
「どどどうすんのこれ!どこに電話すればいいの!110番!?119番!?117番!?」
もはや落ち着きどころの話じゃない。
心の底からパニックだ。
だってそうだろ?
「あの頃に戻りたい」なんてよく言うけど実際起きたら怪現象だからね!
ミステリー以外の何者でもない!!