「・・・は?・・・・・?」
何の音も無い静寂な部屋に一人。
ベッドに正座したまま軽く放心。
とりあえず落ち着いて整理してみよう。
①事故に合ったのは間違いないと思う。
②怪我が無かったのは・・・まぁ、喜ぶべきだと思う。
③じゃあ何が起こったのか。
それがさっぱり分からない。
「あ、分かった。」
もしかしてこれ、夢だろ。
やっぱりね。
そうじゃないかと思ったんだよ。
「・・・痛い。」
頬を抓ったら痛かった。
どうやら夢じゃないらしい。
「じゃあまさか、ここって天国?」
いやいやない。
こんな汚いワンルームがまさか。
ていうかこんな天国イヤだ。
じゃあなんだ。
天国でも夢でもないってことは・・・
昨日のトラックも今この部屋にいるのも現実?
トラックにふっ飛ばされて都合よくこの部屋に到着したとでも?
しかも無傷のまま?
そんなバカな。
「とりあえず電話しよ・・・」
分からないことは考えるだけ無駄だ。
何はともあれ生きてるようだし良子に電話してみよう。
昨日の夜は一緒だったんだ。
あいつに聞けば何か分かるだろ。
「携帯、ケータイっと。」
生きてたことをいいことにすっかり落ち着きを取り戻した私。
枕を持ち上げ布団を持ち上げ、鼻歌交じりに携帯を探す。
だがしかし---
「あ、携帯はっけー-----んっ!!?」
ベッド横にあるテーブルに携帯を発見。
そしてそれに手を伸ばし身を乗り出した瞬間
せっかく取り戻した落ち着きが
あっけなく砕け散った。
「なな、なんじゃこりゃぁぁーーー!!」
ここはどこ、私は・・・03 real Real
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