瀬「孝さんそれ以上はヤバイですって!!」
随分、遠くから声が聞こえた気がした。
と思えばなんだ・・・
後から腕が絡まってくる。
「・・・・・放せ。」
瀬「放しません!おいお前ら!さっさとこいつ連れて行け!」
2人の男が足を引きずって近づいてくる。
そして・・・
こいつを連れて行こうとする。
「・・・・・おい待て。それは置いて行け。」
瀬「孝さん落ち着いてください!」
落ち着け?
落ち着け-----だと?
瀬「・・・っ!工藤!こっち来てくれ!」
絡まる腕が増えた。
なんだよ動けねぇじゃねぇか。
放せよ。
あのヤロー、絶対許さねぇ---
工「五十嵐!有希さんのとこ行ってやれ!」
「!」
有希
ハッと目を向けると
有希は壁に背を預け
虚ろな目で何かを見つめてる。
近づくのが----怖い
だが・・・・
「有希・・・」
目の前に立ち、声を掛ける。
すると、ゆっくり俺を見上げてきた
頬には、涙が流れた跡。
胸が・・・・・痛ぇ・・・