Lesson

Lesson006~Loveholic



「はぁっ、ぁ・・・は--」

「翔子さん・・・大丈夫ですか?」






ふわりと髪を撫でられて、力なく浩人を見上げる。






「ん・・・」






優しく微笑みながらふわふわと髪を撫でてくる浩人。


気持ちいい・・・

でもダメだよ浩人。

そんなことされたら眠っちゃいそう・・・






「翔子さん・・・」

「・・んー・・・」







「    」







(-----?)






なんだろう・・・

何か聞こえた。




でも・・・






「ゴメン・・・今なんて・・・?」

「・・・。」

「・・・?」

「・・・・・・気持ちよかったですか?」

「ん・・・気持ち、良かった・・・浩人は?気持ちよくなれた?」

「・・・はい。」






そっか、それは良かった。






「ありがとね、浩人。」

「え?」

「なんだか私、不感症克服できたような気がするよ。」

「・・・・・。」






不感症どころか超敏感になったかもしれない。






(あれ・・・)






頭のなでなでがぴたりと止まった。


そしてなんでだろう。

すごく真剣な視線を向けられた。






「・・・翔子さん。」

「な、なに?」

「・・・約束、覚えてますか?」

「やく、そく?」






約束。

約束って、えっと・・・






「あの・・・付き合うってやつ?」

「・・・はい。」






え、え---と・・・






「あ、あのさ・・・さっきも言ったけど、責任とか感じなくてもいいんだよ?逆に感謝してるくらいだから。」

「・・・・・・はぁ‥」

「え。」






ため息?

え、ため息ついた?

なんで?






「あの・・・翔子さん。」

「な、なに?」

「俺---翔子さんのことが好きです。」

「‥・・・・・・え?」





え・・・





「え?」

「好きです、翔子さん。」






す、すき。

スキ、SUKI、好き・・・






「えっ!好きっ!?」

「・・・やっぱり気付いてなかったんですね。」






あ、あわわわ・・・!

なにそれ何言ってんのこの人!






「色々と順番が逆になってすみません。」

「あ、あのあのっ--」

「ちゃんと気持ちを伝えてからって思ったんですけど・・・引っ込みがつかなくなって。」

「えええぇと--!」

「だから改めて・・・」

「浩人っ、ちょっと--!」





「翔子さん、好きです。俺と付き合ってください。」

「!」






暗がりで良く見えないはずなのに






すごく真剣な目で見つめられてるのが分かった。






なにこれ・・・
一体どうなってるの?

あまりの展開に頭が追いつかない・・・






でも--






「あの・・・」

「・・・はい。」

「私、浩人のこと、男性として見たことがなかったんだ。」

「・・・はい。」

「でも、今日はいっぱいドキドキして・・・浩人って男の人なんだなぁって思った。」

「・・・・・。」





だから・・・







「これから・・・好きになっても、いい?」

「!」









-----lesson、から始まる恋?









なんとなく

恋が始まる予感がした。








「そういえば翔子さん。もう一つ言い忘れてました。」

「ん?なに?」

「実は俺、不感症じゃないんです。」

「--------えぇっ!?」







----end