秘密

秘密—8 SAKURA∞SAKU first

(真樹様・・・あんた・・・!)

 

言葉も出ないまま真樹に手を捕まれ車に到着。
そして助手席に放り込まれ、真樹が運転席に座るまで何も話せなかった。

 

「お、お前---」
真「・・・・・。」
「お前、人を言いくるめる天才だな!!」
真「・・・アホかお前は。」

 

(なんとでも言え!)

 

それにしてもあのしつこかった夏目までも瞬殺。

私の苦労は一体なんだったんだ。
まぁ助かったから感謝してるけど。

 

「こんなことなら初めからお前に相談しとけば良かったなぁ。それにしても一瞬で解決しやがって・・・ある意味ショックだぞ。」
真「・・・ショックなのはこっちの方だ。」
「は?」

 

ショック?
お前が?

 

「何かあったのか?」
真「・・・・・。」

 

なぜか黙ったまま車を出す真樹。

 

「どうしたんだよ怖い顔して・・・」
真「・・・・・。」

 

(む、無視?)

 

い、一体どうしたんだ?
いつになく険しい顔をしてるし・・・
仕事でなんかあったか?

 

どうでもいいけどこの沈黙。

 

非常に気まずいんですけど・・・

 

(う、うーん・・・)

 

和気藹々話せる雰囲気じゃねぇけど・・・

でもさっきのこと話しておかなきゃな。
お互い様だけど助けてもらったわけだし・・・