真「何やってんだ、こんなところで。」
「いい、いやあのっ・・・」
(ひぃぃぃぃっ!)
怖い、怖すぎる。
真樹が、じゃないぞ。
後ろのカワイ子ちゃん達が怖ぇよ!
色も温度も無い冷たい目でこっち見てる。
これぞ正に---修・羅・場!!
『誰ですかぁこの人!』
『知り合いー?』
(う、うぉぉ・・・)
品定めをされるように上から下まで視線が行き来する。
や、やめてくれ。
居心地が悪いなんてもんじゃない。
夏『え!す、杉浦社長!?』
「・・・・・は?」
夏『まさか・・・有希さんお知り合いですか!?』
「・・・ま、まぁ。」
突然、後から夏目の焦った声。
ていうか、社長?
誰が?
杉浦さんが?
杉浦さんって、あれ・・・
「えっ!?真樹お前---社長様だったのか!?」
真「・・・・・今更かよ。」
そういえば・・・
桜館住人資料にどっかの代表取締役なんて書いてあったような気がする。
「は、はぁぁぁ・・・お前って偉い奴だったんだなぁ。」
真「・・・・・。」
まさかの新事実が発覚。
うちの帝王はなんと社長様様だったらしい。
『ちょっと無視しないでよね!』
『よ、呼び捨て!?なんで!?』
「へ・・・」
あまりの衝撃に周りを忘れていた。
噛み付くように詰め寄ってくる女子2人。
ちなみにこいつらを名前で呼ぶと何故か毎回問題が起こる。
今回カワイ子ちゃんたちはご立腹だ。
可愛い子が怒っている顔はとても怖い。
だがな・・・
さすがの私も怯んでばかりではないぞ!
こういう状況にちょっとは慣れてきたんだ。
私の学習能力なめんな。
(ここは早めに状況説明だ---!)
いっつも誰かに邪魔されるんで・・・
話がややこしくなる前に説明、つまり私はただの管理人だと弁解させていただきたい。
真樹の後方にいる女子2人に視線をずらす。
「え、えーとですね。私は杉浦君が住んでいる家の--」