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---要---
「有希ちゃーん、一緒に食べよー。」
食後はデザートでまったりタイム。
これ、世の中の常識でしょう。
有「だから。食べねぇって!いらねぇって!」
「今日はなんと!チーズケーキちゃんですよー。」
有「チ、チーズケーキ殿下・・・・」
グラリと揺れる目。
迷ってる迷ってる。
そうだ、そのまま流されてしまえ。
有「ダダダダダメだ!やっぱりダメだ!」
「ん~すっごく美味しいよ~。やば、今日のケーキは極上だぁ。」
有「えっ極上?」
一人で食べても美味しくない。
デザートは特にそうだ。
誰かとこの幸せを分かち合いたい。
だがしかし、男ばかりの桜館。
自然、デザートなんか嗜む奴なんかいやしない。
ま、ヤローとスイーツを楽しむなんてごめんだけどな。
とにかく、楽しもう。
一緒に堪能しようじゃないか。
俺は食後のデザートのために飯を食ってるんだ!
有「コノヤロー。お前ときたら毎回毎回邪魔しやがって・・・私の努力をなんだと思ってんだ。」
「うーん。ファイト!!」
有「ふざけんな。あいつらもあいつらだ。なんで毎日土産をもらえるんだ。そもそも自分で食わねぇならプレゼントなんて貰うなってんだよくそ。」
「・・・・・・・・・。」
最近、真樹と孝は毎日ケーキやら何やら買って帰ってくる。
まぁ、もう少し丸みを帯びて欲しいんだろう。
それは俺も同じだ。
(多分)5キロ増しの有希。
外見的に非常に可愛くなった。
今までと同じ格好しても女の子に見えるから不思議だ。
見た目ってやっぱ大切。
「有希は太ってないよ。全然前よりいいって!」
有「本気で言ってんだか分かりゃしねぇ。実際ジーンズぴちぴちなんだよ。やべぇんだよっ!!」
「あと3キロは大丈夫だって。」
有「さ、3キロだとぉ!?そんなに増えたらお前・・・10キロも太ることになるじゃねぇかぁぁぁ!」
あれ、5キロじゃなかったんだ。
7キロもいってたんだな。
新事実発覚。
有「とにかくいらねぇ。デザート同盟はしばらくお休みだ。必ず復帰するからそれまで一人で食ってろ。」
「嫌だ。一人で食っても美味くない。」
有「分かる!分かるぞ!だがな。私だって辛いんだぁぁ!!!!」
頭を抱えて悶えだした。
マジで・・・・・・ウケる。
「有希。」
有「なんだ。」
「こっち来てみろ。」
有「なんだよ。」
しぶしぶ近寄ってくる。
そしてふて腐れながら下から見上げてくる。
おいおい。
やっぱ可愛いじゃねぇの。
今更昔に戻るなんてそんなの絶対許さん。
朝昼晩、一緒に飯を食った後は必ずデザート食わせてやる見てろ。
有「----!!なななななんだ!!!?」
「んー。ほら、抱き心地も7割り増し。めちゃくちゃ気持ちいーしめちゃくちゃ可愛いー。」
ぷにぷにしちゃって、前と全然違う。
何が違うって・・・・・
そりゃもう、存在感?
『要ちゃん、私はここよ』って誘われてるような気がする。
くっそー、なんだよ。
ここまで惚れさせといて今更更なる誘惑?
まさか俺を陥れる策略じゃねぇだろうな。
有「何言ってんだお前!離れろ!私は今からウォーキングなんだ!」
「え。今から?」
有「そうだ。」
今からって。
現在20時。
もう外は真っ暗だぞ。
「ダメ。」
有「ダメじゃない。今日は仕事が遅くなったからな。今からだ。」
「ダメ危ない。今日は禁止。」
有「嫌だ。」
「ダメ。絶対ダメ。」
有「ダメじゃない。」
「ダメ。」
有「おいコラ離れろ!!!」
夜道は危険です。
特に今のお前はどんな格好しても女に見えるから。
一人歩きなんて・・・・・・・
絶対許さん。
「今日はやめるって言うまで絶対放してやんねぇ。」
有「アホか!ワケ分かんねぇ!」
「分かんないのかぁ?仕方ないなぁ。」
少し力を緩めた隙に有希の体を180度回転。
そして後から抱きしめてやった。
有「なっなななななにすんだお前っ!!」
「どうすんの?こうやって後から襲われたら・・・・」
有「え。」
首元に顔を埋めると有希の甘い香り。
それに後からとなると・・・・・
自然、掌の行き着く先なんて決まってるわけで。
腹から少しずつ上に移動していく手。
わざとじゃない、不可抗力だ。
きっと柔らかいんだろうな。
すっごく・・・・・・
触れたい。
有「・・・・・・要ちゃん。」
「・・・・・・・・スミマセンデシタ。」
めちゃくちゃ怖ぇ。
「とにかく、夜の一人歩きはダメ。」
有「嫌だ。今日のノルマ達成してない。」
「有希。夜道が危ないって分かってるだろ?これだけはダメ。言うこと聞きなさい。」
有「じゃぁお前も着いて来いよ。」
「嫌だ寒い。」
有「・・・・・・・・てめぇはケーキに喰われてしまえ。」
「心配してんだぞー!!!!」
有「嘘付け!デザート一緒に食う奴がいないだけだろーがっ!!!」
「そっそれを言うなよーーー!」
真「うるせぇな。揉め事かぁ?」
累「なになにー。要ったらまた振られたわけ?」
『また』ってなによ累たん。
有「もー!!!!いい加減邪魔すんのはヤメロ!!!」
邪魔するも何も
今のお前の方がずっと魅力的であることに変わりは無い。
全身全霊をかけて
デザート同盟続行させてやる。
「有希ちゃーん、一緒に食べよー。」
食後はデザートでまったりタイム。
これ、世の中の常識でしょう。
有「だから。食べねぇって!いらねぇって!」
「今日はなんと!チーズケーキちゃんですよー。」
有「チ、チーズケーキ殿下・・・・」
グラリと揺れる目。
迷ってる迷ってる。
そうだ、そのまま流されてしまえ。
有「ダダダダダメだ!やっぱりダメだ!」
「ん~すっごく美味しいよ~。やば、今日のケーキは極上だぁ。」
有「えっ極上?」
一人で食べても美味しくない。
デザートは特にそうだ。
誰かとこの幸せを分かち合いたい。
だがしかし、男ばかりの桜館。
自然、デザートなんか嗜む奴なんかいやしない。
ま、ヤローとスイーツを楽しむなんてごめんだけどな。
とにかく、楽しもう。
一緒に堪能しようじゃないか。
俺は食後のデザートのために飯を食ってるんだ!
有「コノヤロー。お前ときたら毎回毎回邪魔しやがって・・・私の努力をなんだと思ってんだ。」
「うーん。ファイト!!」
有「ふざけんな。あいつらもあいつらだ。なんで毎日土産をもらえるんだ。そもそも自分で食わねぇならプレゼントなんて貰うなってんだよくそ。」
「・・・・・・・・・。」
最近、真樹と孝は毎日ケーキやら何やら買って帰ってくる。
まぁ、もう少し丸みを帯びて欲しいんだろう。
それは俺も同じだ。
(多分)5キロ増しの有希。
外見的に非常に可愛くなった。
今までと同じ格好しても女の子に見えるから不思議だ。
見た目ってやっぱ大切。
「有希は太ってないよ。全然前よりいいって!」
有「本気で言ってんだか分かりゃしねぇ。実際ジーンズぴちぴちなんだよ。やべぇんだよっ!!」
「あと3キロは大丈夫だって。」
有「さ、3キロだとぉ!?そんなに増えたらお前・・・10キロも太ることになるじゃねぇかぁぁぁ!」
あれ、5キロじゃなかったんだ。
7キロもいってたんだな。
新事実発覚。
有「とにかくいらねぇ。デザート同盟はしばらくお休みだ。必ず復帰するからそれまで一人で食ってろ。」
「嫌だ。一人で食っても美味くない。」
有「分かる!分かるぞ!だがな。私だって辛いんだぁぁ!!!!」
頭を抱えて悶えだした。
マジで・・・・・・ウケる。
「有希。」
有「なんだ。」
「こっち来てみろ。」
有「なんだよ。」
しぶしぶ近寄ってくる。
そしてふて腐れながら下から見上げてくる。
おいおい。
やっぱ可愛いじゃねぇの。
今更昔に戻るなんてそんなの絶対許さん。
朝昼晩、一緒に飯を食った後は必ずデザート食わせてやる見てろ。
有「----!!なななななんだ!!!?」
「んー。ほら、抱き心地も7割り増し。めちゃくちゃ気持ちいーしめちゃくちゃ可愛いー。」
ぷにぷにしちゃって、前と全然違う。
何が違うって・・・・・
そりゃもう、存在感?
『要ちゃん、私はここよ』って誘われてるような気がする。
くっそー、なんだよ。
ここまで惚れさせといて今更更なる誘惑?
まさか俺を陥れる策略じゃねぇだろうな。
有「何言ってんだお前!離れろ!私は今からウォーキングなんだ!」
「え。今から?」
有「そうだ。」
今からって。
現在20時。
もう外は真っ暗だぞ。
「ダメ。」
有「ダメじゃない。今日は仕事が遅くなったからな。今からだ。」
「ダメ危ない。今日は禁止。」
有「嫌だ。」
「ダメ。絶対ダメ。」
有「ダメじゃない。」
「ダメ。」
有「おいコラ離れろ!!!」
夜道は危険です。
特に今のお前はどんな格好しても女に見えるから。
一人歩きなんて・・・・・・・
絶対許さん。
「今日はやめるって言うまで絶対放してやんねぇ。」
有「アホか!ワケ分かんねぇ!」
「分かんないのかぁ?仕方ないなぁ。」
少し力を緩めた隙に有希の体を180度回転。
そして後から抱きしめてやった。
有「なっなななななにすんだお前っ!!」
「どうすんの?こうやって後から襲われたら・・・・」
有「え。」
首元に顔を埋めると有希の甘い香り。
それに後からとなると・・・・・
自然、掌の行き着く先なんて決まってるわけで。
腹から少しずつ上に移動していく手。
わざとじゃない、不可抗力だ。
きっと柔らかいんだろうな。
すっごく・・・・・・
触れたい。
有「・・・・・・要ちゃん。」
「・・・・・・・・スミマセンデシタ。」
めちゃくちゃ怖ぇ。
「とにかく、夜の一人歩きはダメ。」
有「嫌だ。今日のノルマ達成してない。」
「有希。夜道が危ないって分かってるだろ?これだけはダメ。言うこと聞きなさい。」
有「じゃぁお前も着いて来いよ。」
「嫌だ寒い。」
有「・・・・・・・・てめぇはケーキに喰われてしまえ。」
「心配してんだぞー!!!!」
有「嘘付け!デザート一緒に食う奴がいないだけだろーがっ!!!」
「そっそれを言うなよーーー!」
真「うるせぇな。揉め事かぁ?」
累「なになにー。要ったらまた振られたわけ?」
『また』ってなによ累たん。
有「もー!!!!いい加減邪魔すんのはヤメロ!!!」
邪魔するも何も
今のお前の方がずっと魅力的であることに変わりは無い。
全身全霊をかけて
デザート同盟続行させてやる。
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