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「はぁっ、ぁ・・・は--」
「翔子さん・・・大丈夫ですか?」
ふわりと髪を撫でられて、力なく浩人を見上げる。
「ん・・・」
優しく微笑みながらふわふわと髪を撫でてくる浩人。
気持ちいい・・・
でもダメだよ浩人。
そんなことされたら眠っちゃいそう・・・
「翔子さん・・・」
「・・んー・・・」
「 」
(-----?)
なんだろう・・・
何か聞こえた。
でも・・・
「ゴメン・・・今なんて・・・?」
「・・・。」
「・・・?」
「・・・・・・気持ちよかったですか?」
「ん・・・気持ち、良かった・・・浩人は?気持ちよくなれた?」
「・・・はい。」
そっか、それは良かった。
「ありがとね、浩人。」
「え?」
「なんだか私、不感症克服できたような気がするよ。」
「・・・・・。」
不感症どころか超敏感になったかもしれない。
(あれ・・・)
頭のなでなでがぴたりと止まった。
そしてなんでだろう。
すごく真剣な視線を向けられた。
「・・・翔子さん。」
「な、なに?」
「・・・約束、覚えてますか?」
「やく、そく?」
約束。
約束って、えっと・・・
「あの・・・付き合うってやつ?」
「・・・はい。」
え、え---と・・・
「あ、あのさ・・・さっきも言ったけど、責任とか感じなくてもいいんだよ?逆に感謝してるくらいだから。」
「・・・・・・はぁ‥」
「え。」
ため息?
え、ため息ついた?
なんで?
「あの・・・翔子さん。」
「な、なに?」
「俺---翔子さんのことが好きです。」
「‥・・・・・・え?」
え・・・
「え?」
「好きです、翔子さん。」
す、すき。
スキ、SUKI、好き・・・
「えっ!好きっ!?」
「・・・やっぱり気付いてなかったんですね。」
あ、あわわわ・・・!
なにそれ何言ってんのこの人!
「色々と順番が逆になってすみません。」
「あ、あのあのっ--」
「ちゃんと気持ちを伝えてからって思ったんですけど・・・引っ込みがつかなくなって。」
「えええぇと--!」
「だから改めて・・・」
「浩人っ、ちょっと--!」
「翔子さん、好きです。俺と付き合ってください。」
「!」
暗がりで良く見えないはずなのに
すごく真剣な目で見つめられてるのが分かった。
なにこれ・・・
一体どうなってるの?
あまりの展開に頭が追いつかない・・・
でも--
「あの・・・」
「・・・はい。」
「私、浩人のこと、男性として見たことがなかったんだ。」
「・・・はい。」
「でも、今日はいっぱいドキドキして・・・浩人って男の人なんだなぁって思った。」
「・・・・・。」
だから・・・
「これから・・・好きになっても、いい?」
「!」
-----lesson、から始まる恋?
なんとなく
恋が始まる予感がした。
「そういえば翔子さん。もう一つ言い忘れてました。」
「ん?なに?」
「実は俺、不感症じゃないんです。」
「--------えぇっ!?」
----end
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