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-----遼-----
楓「見つけましたぁ。」
勇「さすが楓!有希を探し当てる天才だな!」
楓「でしょう!?」
人ごみに連れてくると有希はいつも途中で抜け出す。
今日もいつの間にかいなくなってた。
あんなことがあった後だったからさ・・・
まぁ、心配するよな。
有「ごめんごめん。孝と話してた。」
心配には及ばなかったみたいだけど。
出来れば視界から消えないでくれ。
勇「晴樹が一緒に踊ろうだってさ。」
有「お、踊るぅ!?今からか!?」
勇「それで諦めてあげるとか言ってた。」
有「・・・・踊っちゃおうかなぁ。」
翔「ははっ!」
有希を見つけたFORMの連中がこっちへ来る。
晴「有希!どこ行ってたんだよ!」
拓「心配しちゃったじゃないか!」
有「ごめんな。酔い冷ましに風に当たってきた。」
笑いながら答える有希。
ダンス付き合ってーなんて言われて楓と勇気も一緒に連れて行かれてしまった。
ま、見えるとこにいるならそれでいい。
「はぁぁ・・・」
そりゃため息くらい出るでしょ。
今日のあれはあまりに衝撃がでかかった。
今になって拳が痛い。
翔「まさか、また新名に会うなんてな。」
「・・・・・・」
翔太は新名のことを知ってる。
なぜかと言うとこいつも同じ学校だったから。
あのことは知らないけど、何かあったんだなってのは勘付いてたはずだ。
なのに聞かないでいてくれてる、大人な奴だ。
翔「大丈夫か?」
「なんとか・・・」
翔「パンクしそうになったら言えよ。ちゃんと聞いてやる。」
「翔太・・・お前ってイイ奴。」
翔「今頃気付いたか。」
俺は・・・・・俺はいい仲間を持った!!
翔「それにしてもお前、有希と何かあった?」
「なんで?」
翔「なんていうか・・・こう・・・お前が"お父様"から"お兄様"に変貌したように見えるっていうか・・・」
「え・・・お兄様?」
それっていい変化?
ポジション的にはあまり変わらないような気がしますが・・・
「好きだって言った。」
翔「ぇ---なにっ!?」
「そんなに驚くことじゃ・・・」
翔「そ、それで!?」
「あいつは応えられない。それはお前も知ってるだろ?とりあえず気持ちは伝えた。」
翔「そ、そうか。どうりで有希が女に見えるはずだ。」
「え、そうなの?」
翔「俺はそう思ったけど。」
翔太君。
有希は元々女ですよ。
今日のあいつは踏んだり蹴ったりだな。
カワイソウに。
翔「有希の近くにいるイケメン5人もあいつが好きなんだろ?」
「君の観察力は鋭い。」
翔「鋭いって・・・誰が見ても分かるだろアレ。」
「まぁ・・・・確かに。」
翔「それにしても凄い目立ち様だよな。見ろよ。会場の女子が肉食獣のように彼らを見てる・・・・」
「あ、あぁぁぁぁ-----怖い。」
有希に気をとられて気付かなかったけど・・・
ダンスメンバーやスタッフの視線は桜館メンバーに釘付けだ。
最強☆フェロモン5レンジャー
こんなの言ったら絶対殺される。
息絶えるようなことがあればダイイングメッセージで『孝』って書いて死のう。
翔「あの人達見てると自分って一体なんなんだろうって思ってしまう・・・どうすればいい?同じ男として。」
「・・・そんなの俺が知りたいわ。自分で聞け。そして俺にも教えて。」
翔「ベロベロに酔ったら聞けるかも。」
「・・・お前って勇気と同レベル。」
翔「失礼なこと言うな。」
「勇気もほぼ同じこと聞いてきた。」
翔「・・・・・・・。」
まったく、女子だけに飽き足らず男のハートも鷲掴みかよ。
どうにかしろそのオーラ。
それを全く感じない有希はマジで変人だ。
いや・・・珍獣か。
楓「楽しかったぁ!」
勇「もうダメ・・・あれについていける有希って変人・・・」
有「誰がついて行ってた?もう足がガクガクよー。」
ひーひー言いながら3人が逃げ帰ってきた。
「お疲れさん。」
有「あーサンキュ。」
楓「喉渇いたー。」
勇「俺もー!」
翔「飲み物取りに行くか?」
楓・勇「賛成ー!!」
そりゃあんなに動けばのども乾くだろ。
3人は飲み物を取りに去って行った。
あれ、もしかして俺、取り残された?
有「なぁ遼・・・ちょっと抜け出さねぇ?」
3人をの背中が人ごみに隠れたころ
有希が俺の手を引いた。
楓「見つけましたぁ。」
勇「さすが楓!有希を探し当てる天才だな!」
楓「でしょう!?」
人ごみに連れてくると有希はいつも途中で抜け出す。
今日もいつの間にかいなくなってた。
あんなことがあった後だったからさ・・・
まぁ、心配するよな。
有「ごめんごめん。孝と話してた。」
心配には及ばなかったみたいだけど。
出来れば視界から消えないでくれ。
勇「晴樹が一緒に踊ろうだってさ。」
有「お、踊るぅ!?今からか!?」
勇「それで諦めてあげるとか言ってた。」
有「・・・・踊っちゃおうかなぁ。」
翔「ははっ!」
有希を見つけたFORMの連中がこっちへ来る。
晴「有希!どこ行ってたんだよ!」
拓「心配しちゃったじゃないか!」
有「ごめんな。酔い冷ましに風に当たってきた。」
笑いながら答える有希。
ダンス付き合ってーなんて言われて楓と勇気も一緒に連れて行かれてしまった。
ま、見えるとこにいるならそれでいい。
「はぁぁ・・・」
そりゃため息くらい出るでしょ。
今日のあれはあまりに衝撃がでかかった。
今になって拳が痛い。
翔「まさか、また新名に会うなんてな。」
「・・・・・・」
翔太は新名のことを知ってる。
なぜかと言うとこいつも同じ学校だったから。
あのことは知らないけど、何かあったんだなってのは勘付いてたはずだ。
なのに聞かないでいてくれてる、大人な奴だ。
翔「大丈夫か?」
「なんとか・・・」
翔「パンクしそうになったら言えよ。ちゃんと聞いてやる。」
「翔太・・・お前ってイイ奴。」
翔「今頃気付いたか。」
俺は・・・・・俺はいい仲間を持った!!
翔「それにしてもお前、有希と何かあった?」
「なんで?」
翔「なんていうか・・・こう・・・お前が"お父様"から"お兄様"に変貌したように見えるっていうか・・・」
「え・・・お兄様?」
それっていい変化?
ポジション的にはあまり変わらないような気がしますが・・・
「好きだって言った。」
翔「ぇ---なにっ!?」
「そんなに驚くことじゃ・・・」
翔「そ、それで!?」
「あいつは応えられない。それはお前も知ってるだろ?とりあえず気持ちは伝えた。」
翔「そ、そうか。どうりで有希が女に見えるはずだ。」
「え、そうなの?」
翔「俺はそう思ったけど。」
翔太君。
有希は元々女ですよ。
今日のあいつは踏んだり蹴ったりだな。
カワイソウに。
翔「有希の近くにいるイケメン5人もあいつが好きなんだろ?」
「君の観察力は鋭い。」
翔「鋭いって・・・誰が見ても分かるだろアレ。」
「まぁ・・・・確かに。」
翔「それにしても凄い目立ち様だよな。見ろよ。会場の女子が肉食獣のように彼らを見てる・・・・」
「あ、あぁぁぁぁ-----怖い。」
有希に気をとられて気付かなかったけど・・・
ダンスメンバーやスタッフの視線は桜館メンバーに釘付けだ。
最強☆フェロモン5レンジャー
こんなの言ったら絶対殺される。
息絶えるようなことがあればダイイングメッセージで『孝』って書いて死のう。
翔「あの人達見てると自分って一体なんなんだろうって思ってしまう・・・どうすればいい?同じ男として。」
「・・・そんなの俺が知りたいわ。自分で聞け。そして俺にも教えて。」
翔「ベロベロに酔ったら聞けるかも。」
「・・・お前って勇気と同レベル。」
翔「失礼なこと言うな。」
「勇気もほぼ同じこと聞いてきた。」
翔「・・・・・・・。」
まったく、女子だけに飽き足らず男のハートも鷲掴みかよ。
どうにかしろそのオーラ。
それを全く感じない有希はマジで変人だ。
いや・・・珍獣か。
楓「楽しかったぁ!」
勇「もうダメ・・・あれについていける有希って変人・・・」
有「誰がついて行ってた?もう足がガクガクよー。」
ひーひー言いながら3人が逃げ帰ってきた。
「お疲れさん。」
有「あーサンキュ。」
楓「喉渇いたー。」
勇「俺もー!」
翔「飲み物取りに行くか?」
楓・勇「賛成ー!!」
そりゃあんなに動けばのども乾くだろ。
3人は飲み物を取りに去って行った。
あれ、もしかして俺、取り残された?
有「なぁ遼・・・ちょっと抜け出さねぇ?」
3人をの背中が人ごみに隠れたころ
有希が俺の手を引いた。
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