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---要---
「遼!!」
拓海と呼ばれるガキが連れてきた男。
そういえばこの前、晴樹が家に来た時にチラッと言ってたな。
どうやらこいつが有希と遼に「会いたがってる奴」だったらしい。
そしてなぜか
遼が男を殴った。
拓「えっ!?な、なに!?なんで---」
突然のことに拓海くんは驚愕。
もちろん俺らもビックリ。
なんで殴った?
一体何が起きてる?
『-----痛・・・』
口の中を切ったんだろう。
壁に打ち付けられたそいつの口端からは薄っすらと血が滲んでる。
(----新名、って言ったっけ?)
いったい何者?
新「・・・・・・・ゴメン拓海。外、出ててもらえるか?」
拓「えっ!?」
驚愕中の拓海くんが更に目を丸くする。
何が起きてるか全く分かってないみたいだな。
まぁ、俺もさっぱりなんだけれども。
遼「翔太!」
翔「・・・分かった。楓、勇気、来い。」
更に人払いする遼。
RYOのメンバーは空気を読んでドアの外へ。
ついでに拓海くんを引きずって行った。
俺にも視線で訴えてくる遼。
でもゴメン。
出て行けと怒鳴られても俺は行かない。
なぜなら----
有「------。」
たまたま俺の横に立っていた有希。
こいつの様子が-----
尋常じゃない。
「・・・有希?」
まるで金縛りに合ったかのように固まっている有希。
新名の登場に驚いているのは間違いないと思う。
だがそれだけじゃなくて---
「有希、こっち見ろ。」
有「!」
どうにか俺の声が届いたらしい。
ピクッと体を揺らし、拳を固く握りしめたまま俺を見上げてくる。
(---------!)
怯え?不安?
なんだ----?
一言では表せない表情を浮かべる有希。
だが、とにかく
----守ってやらなきゃいけない
そう思わせるのには十分だ。
「・・・おいで。」
とりあえず手を差し伸べてみる。
すると珍しく素直に握り返してきた。
(-----------。)
おいおい・・・
なんで震えてるわけ?
遼「よくも平気な顔して会いにこれたもんだな・・・!」
新「----っ!」
遼「答えろ!美咲はどこにいる!?」
新「-----ぅ---っ!」
新名を壁に押さえつけ、理解出来ない質問をする遼。
だが隣の有希はビクッと反応した。
孝「遼、落ち着け。」
遼「ちょ----放せっ!!」
あまりの激しさにとうとう孝が遼を抑えに入った。
普段のぼんやりふんわりエアーはどこへやら。
今の遼はまるでギラついた刃物。
まぁ、そうならざるを得ない状況だってことは痛いほど伝わってくる。
だが俺達には全く状況が読めない。
一体何が起こってる?
この男は何者なんだ?
事情を知ってそうな有希は話せる状態じゃないし・・・
真「とりあえず落ち着いて説明しろよ。こいつは誰だ。なんで有希が怯えてんだよ。」
どうやら真樹も孝も有希の異常に気付いてる。
二人とも冷静を装ってはいるが新名に対する視線が厳しい。
まぁ、その気持ちは分かる。
なぜなら---
遼「こいつはっ---」
なぜなら、確信がある。
遼の荒れよう
有希の異常な反応
こいつ、新名は確実に
「夢」に関わってる。
遼「こいつはなぁ!」
後から孝に押さえつけられてる遼。
だがバカ力の孝を突破しそうな権幕にとうとう真樹も立ち上がって--
有「こいつは----私が昔付き合ってた奴だ。」
俺の手をギュッと握りしめて
有希が言葉を発した。
「遼!!」
拓海と呼ばれるガキが連れてきた男。
そういえばこの前、晴樹が家に来た時にチラッと言ってたな。
どうやらこいつが有希と遼に「会いたがってる奴」だったらしい。
そしてなぜか
遼が男を殴った。
拓「えっ!?な、なに!?なんで---」
突然のことに拓海くんは驚愕。
もちろん俺らもビックリ。
なんで殴った?
一体何が起きてる?
『-----痛・・・』
口の中を切ったんだろう。
壁に打ち付けられたそいつの口端からは薄っすらと血が滲んでる。
(----新名、って言ったっけ?)
いったい何者?
新「・・・・・・・ゴメン拓海。外、出ててもらえるか?」
拓「えっ!?」
驚愕中の拓海くんが更に目を丸くする。
何が起きてるか全く分かってないみたいだな。
まぁ、俺もさっぱりなんだけれども。
遼「翔太!」
翔「・・・分かった。楓、勇気、来い。」
更に人払いする遼。
RYOのメンバーは空気を読んでドアの外へ。
ついでに拓海くんを引きずって行った。
俺にも視線で訴えてくる遼。
でもゴメン。
出て行けと怒鳴られても俺は行かない。
なぜなら----
有「------。」
たまたま俺の横に立っていた有希。
こいつの様子が-----
尋常じゃない。
「・・・有希?」
まるで金縛りに合ったかのように固まっている有希。
新名の登場に驚いているのは間違いないと思う。
だがそれだけじゃなくて---
「有希、こっち見ろ。」
有「!」
どうにか俺の声が届いたらしい。
ピクッと体を揺らし、拳を固く握りしめたまま俺を見上げてくる。
(---------!)
怯え?不安?
なんだ----?
一言では表せない表情を浮かべる有希。
だが、とにかく
----守ってやらなきゃいけない
そう思わせるのには十分だ。
「・・・おいで。」
とりあえず手を差し伸べてみる。
すると珍しく素直に握り返してきた。
(-----------。)
おいおい・・・
なんで震えてるわけ?
遼「よくも平気な顔して会いにこれたもんだな・・・!」
新「----っ!」
遼「答えろ!美咲はどこにいる!?」
新「-----ぅ---っ!」
新名を壁に押さえつけ、理解出来ない質問をする遼。
だが隣の有希はビクッと反応した。
孝「遼、落ち着け。」
遼「ちょ----放せっ!!」
あまりの激しさにとうとう孝が遼を抑えに入った。
普段のぼんやりふんわりエアーはどこへやら。
今の遼はまるでギラついた刃物。
まぁ、そうならざるを得ない状況だってことは痛いほど伝わってくる。
だが俺達には全く状況が読めない。
一体何が起こってる?
この男は何者なんだ?
事情を知ってそうな有希は話せる状態じゃないし・・・
真「とりあえず落ち着いて説明しろよ。こいつは誰だ。なんで有希が怯えてんだよ。」
どうやら真樹も孝も有希の異常に気付いてる。
二人とも冷静を装ってはいるが新名に対する視線が厳しい。
まぁ、その気持ちは分かる。
なぜなら---
遼「こいつはっ---」
なぜなら、確信がある。
遼の荒れよう
有希の異常な反応
こいつ、新名は確実に
「夢」に関わってる。
遼「こいつはなぁ!」
後から孝に押さえつけられてる遼。
だがバカ力の孝を突破しそうな権幕にとうとう真樹も立ち上がって--
有「こいつは----私が昔付き合ってた奴だ。」
俺の手をギュッと握りしめて
有希が言葉を発した。
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